不動産用語便利帳



営業権とは?

営業権とは?

営業権というのは、会計上の資産で、一般には「のれん」と呼ばれているものです。

営業権は、顧客を吸収する特別能力の権益で、無形固定資産に属します。

営業権の法的性質は?

営業権というのは、それ以外の無形固定資産とは異なり、本質的な意味では法律的な権利ではありません。

営業権の発生源というのは、営業上の経験、秘訣、名声、有利な場所など、特別な事実関係による超過収益力に基づくものといわれています。

企業会計原則と商法上の営業権について

企業会計原則および商法では、資産計上が認められるのは、他企業の買収等に伴い営業権に財産的価値を認め、有償で取得した場合のみになります。

ちなみに、商法では、この営業権については、取得後5年以内に毎期均等額以上の償却を要すると定められています。

関連トピック
エスクロウとは?

エスクロウというのは、宅地建物取引に関する実務用語の1つです。

エスクロウは、古くは巻物を意味していましたが、現在では条件付捺印証書、または、第三者に預け一定条件が成就した場合に効力が生じる証書を用いた取引制度を指すことが多いです。

アメリカなどでは、一般的に不動産取引を決済する際の方法として用いられています。

オリジネーターとは?

オリジネーターというのは、特定目的会社の関連用語で、原資産所有者のことをいいます。

不動産の証券化の場合には、オリジネーターは、最初に不動産を提供する人のことをいいます。

なお、オリジネーターは、資産を流動化した後も、一定の信用補完や、匿名組合として資産の賃借と転貸等での役割があります。


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