帰属家賃は、総理府の行う家計調査のうち、統計に用いられる指標です。 帰属家賃というのは、実際には家賃の支払いを伴わない自己所有住宅(持家住宅)についても、通常の借家や借間と同じようにサービスが生産され消費されるものと仮定して、それを市場家賃で評価した計算上の家賃のことをいいます。 また、帰属家賃には、給与住宅(民間会社の社宅、公務員官舎)などの実際の家賃と市場家賃との差額の評価分、すなわち給与住宅差額家賃も含まれます。